ツールメニューに表示される種類のスクリプトでは、action.shortcut
にショートカットキーを代入すると、そのキーでスクリプトを直接実行できるようになります。
以下の4つのスクリプトが該当します。
- OnMainMenuClick
- OnListMenuClick
- OnTreeMenuClick
- OnTrayMenuClick
ショートカットキーは修飾キー + 仮想キーコード(参考: 仮想キーの状態)で指定します。
- Shift …… 0x2000
- Ctrl …… 0x4000
- Alt …… 0x8000
OnMainMenuClick()
などのクリックイベント内で代入すると、クリックしてスクリプトを実行するまでショートカットキーが設定されません。またオプション設定でスクリプトを更新するとショートカットキーの設定が消えます。
メニューの更新イベント OnMenuUpdate()
内で代入すれば、実行しなくてもメニューを表示するだけでショートカットキーが設定されます。ただしメニューを表示するまでは設定されませんし、オプション設定でスクリプトを更新すると消えるのは同じです。
この記事を書いたきっかけ: Irvine Part29
[6月10日追記] 例えば Shift+D に割り当てると、キューフォルダを右クリックして「名前の変更」実行中に大文字の D を入力しようとしてもショートカットキーとして反応してしまいます。