AddItem の解説。
Dorothy2 スクリプト内から Irvine に新しいキューアイテムを追加するオブジェクトです。
このオブジェクトを使用したスクリプトの設定ファイルには、以下のようなセクションがあるはずです(スクリプトによっては異なる場合がありますので、スクリプトの説明書を参照して下さい)。
[AddItem]
Mode=
Queue=
Listname=
Mode
では動作モードを指定します。Auto
、AddQueueItem
、Import
、OptionQueue
のいずれかで、省略時は Auto
とみなされます。
Mode=Auto
の場合
AddQueueItem
モードとして動作します。
Mode=AddQueueItem
の場合
AddQueueItem
をアイテム数だけ繰り返し実行します。任意のキューフォルダに追加することが出来ます。
Queue=
で追加するキューフォルダを指定することが出来ます。省略時はカレントキューフォルダに追加されます。
※この「カレントキューフォルダ」は、AddItem
を呼び出したアイテムが存在するフォルダという意味ではなく、実行された時点での Irvine のカレントです。アイテムとは別のフォルダをカレントにしている場合は、そのフォルダに追加されます。
※この挙動は、アイテムのキューフォルダを調べる方法が存在しないことによる制限です。同じフォルダに追加したい場合は、Mode=OptionQueue
モードを使用する方法があります。
Mode=Import
の場合
アイテムをリストファイルとして保存し、Import
を実行します。
必ずカレントキューフォルダに追加されます(キューフォルダの指定は出来ません)。
Listname=
でリストファイルのファイル名を指定することが出来ます。
省略時は
Dorothy2\user\プログラム名\プログラム名.irv
に保存されます。また、ファイル名を指定すると、
Dorothy2\user\プログラム名\指定したファイル名.irv
保存されます。フルパス名を指定すると、そのパスに保存されます。
Mode=OptionQueue
の場合
AddQueueItem
をアイテム数だけ繰り返し実行します。
オプション設定の queue=
で指定されたキューフォルダに追加されます。
アイテムのコメント欄またはフォルダ設定 → HTTP(1) → HTTP メソッド → POST する文字列に
queue=キューフォルダ名
の形式で設定して下さい。
例: queue=/Dorothy2/NecoNecoDouga
各フォルダの queue=
にそれ自体のキューフォルダ名を設定しておけば、「同じフォルダに追加する」という動作が可能です。
d2_set_queue.dms スクリプトを使えば、一括して各フォルダにその設定を行うことができます(手作業で設定しても構いません)。
AddItem で追加したアイテムには Irvine のフィルタリング設定(振り分け機能)が適用されます。
GithubでのDorothy2のスクリプトのdocumentを英語で書くようにしたんですね(涙)
Githubだからって今までのChangelogや解説を消してまで無理に英語にする必要はないのでは?
見るのも使ってるのも日本人だけでしょうし。
読めないわけではないのですけれどdocumentを見ながら弄ったりしてたので
ちょっと辛いです。
GitHubとは関係なく、テキストファイルをUTF-8にしたいと思ってて変更したんですが
Dorothy2のドキュメント表示機能を失念してて文字化けすると指摘されて
とりあえずASCII文字だけにしてみたんですが
Shift_JISに戻すしかないですかね……
Shift_JISに戻しました。