三才ブックス SF科学のお値段(ムック)
先日のオリゲー・フェスタ☆68で買ってきました。
「反重力」の節に掲載されている図(51ページ)ですが、これはひどい。
これは「光行差」ではなく、恐らく「重力レンズ」を説明したいのだと思いますが、それでもAとBが逆の上、「見えてる位置の位置」……。
本文には「光行差」も「重力レンズ」も出てこないので、そもそも何故この図を貼ったのかすら分かりません。
なお次の52ページには「井出(治)氏と独自の動力性能をもつエーテルエンジン」が登場します。
どうやらこの本は「トンデモ疑似科学のお値段」だったようです。
ムックによっては後ろの方のページが安い紙で汚い白黒印刷になっているものがあったりしますが、この本は全ページフルカラーで印刷は美しい点は評価できます。
ただし解像度の低い画像を大きく引き伸ばしているため、ドットが見えている図もありますが。